当店(貼り紋専門オンラインショップ)では、日本の家紋の約99%に対応できます。
家紋は主に”家系・家柄・血統・地位”を表すのに使われてきました。そのため、家系のベースとなる家紋をアレンジしてオリジナルを作成したことにより増え続けたと考えられます。
下記表は、一般的によく使われている家紋です。
当店では、下記「家紋表」に無い家紋であっても、ご用意することができますのでご安心ください。
家系の家紋がわからない場合は、お墓や仏壇、ご家族の紋付の着物(黒留袖・訪問着・喪服・男性紋付・羽織・祝着など)を確認してみてください。それでもわからない時は、親戚の方に確認するのが良いでしょう。
お嫁に行く花嫁道具としての着物を持参する場合の家紋は、花嫁の実家の紋を入れて持参するのが通例です(※一部、地域によって異なります)。嫁に行った後で購入する着物に入れる家紋は、嫁入り先の家紋を入れるのが好ましいでしょう。
また、お子様が生まれ祝着を購入した場合の家紋は、地域の風習にもよりますが当店の地域では購入者側の家紋を入れます。当店の三河地域ではお嫁さんの実家側が祝着の支度をしますので、お嫁さんの実家の家紋を入れた祝着でお宮参りを行います。
家紋は、下記表のような標準的なものから、それらをアレンジしたものまで多種多様にあります。
アレンジといっても、線を一本加えただけのものから、大きく変形させたものまでありますので、あなたの家系の家紋を細部まで確認してみてください。
※家紋名がわからない場合でも、ご注文時に家紋の画像を添付していただくことで家紋名無しでもご注文頂くことが可能です。但し、この場合で古来からの家紋ではなく独自のオリジナル家紋であると弊社にて判断した場合は、「あなただけのオリジナル貼り紋作っちゃいます」の商品をご注文頂くことになります。この場合でもオリジナルの家紋を画像データではなくイラストレーター形式のデータでの入稿の場合はその限りではございません。詳細はお問合せください。
当店が取り扱う代表的な家紋の一例です
紋入れの種類
着物や羽織などへ家紋を入れる際は、いくつかの手法があり、
主なものとして「染め抜き紋」「刷り込み紋」「縫い紋」「貼り紋」があります。
◆染め抜き紋は、家紋を入れる箇所の色を脱色し、家紋を描き入れます。石持の着物(家紋場所が白く染め抜いてある)は指定箇所に家紋を描き入れます。
◆刷り込み紋は、ポリエステル素材の着物や脱色・抜染できない着物などへ型紙を用いて家紋を描き加えます。
◆縫い紋は、糸で縫って家紋を表現します。色糸や金糸・銀糸を用いたりします。縫い紋にもいくつかの縫い方の種類があります。
◆貼り紋は、当店が専門としているシール状の家紋を貼る簡単・便利で一番安価な方法です。
また、家紋を入れる際にはTPOに合わせて下記見本のように「表紋(日向紋・陽紋)」「裏紋(陰紋)」「地抜き紋」「覗き紋」などを選ぶこともができます。通常、喪服・黒留袖・黒紋付などは日向紋を選びます。真っ白な着物に入れる場合や略式として「裏紋(陰紋)」「地抜き紋」さらに略式で遊び心を入れたものが「覗き紋」になります。